学食ツアー

 卒塾生対象イベントは例年スポーツを行うことが多いのですが、今春は学食ツアーとして3月24日にご近所の電気通信大学(以下 電通大)にお邪魔してきました。 参加者は5名、全員が調布6中卒業生でした。

調布駅に集合し、電通大正門で同学4年のひらゼミスタッフ、その友人と合流。彼女たちの手配でまずは『情報基盤センター』の中の1室を見学させていただきました。11パソコン完備の大教室はさすが電通大!ホワイトボードで大学の概略説明も。

              

 

 次は図書館です。こちらも入館許可を予め手配してくれたので全員大きな顔で入場。「大学の図書館ってこんなにスゴいんだ!」と感想を漏らしながら館内を歩き廻りました。

 そろそろランチかと思ったら研究室も見学できるとのこと、経営情報学コースのある研究室に立ち入ることを許され、緊張しつつ中に入ってみると…何ということでしょう。教授ご自身が研究の概要を中学生向けに易しく説明してくださいました。さらに研究員の方から世界最先端の研究成果(秘密です)も見せていただきました。

 次こそランチかと思ったら今度は同コースの別の研究室にも話を通してあるとのこと、ここでも准教授の先生が自らモーションキャプチャーやプロジェクターを使って説明をしてくださいました。

 学食でランチしながら大学の雰囲気を体験しよう、というお気楽な企画のはずだったのですが、多忙な先生方に貴重な時間を割いていただくことになり、一零細私塾の塾長としては恐縮しきりです。近隣住民や地元の中高生に電通大をもっと知ってもらおう、と動き始めた教官・学生の皆さんのベクトルにたまたま合致したようです。ラッキー!!

 今度は本当にランチです。生協の食堂で各自メニューを選び、席について「いただきます!」ところがここにもコンピュータサイエンスコースの先生が待っていてくださり、研究の概略をお聞きすることができました。それも我々だけ食事しながら。超―――恐縮!!!   

 今回ツアーで感じたのは、先生方がみなさん気さくで学生との距離が近い、ということです。

「高度な研究を進める教授・准教授」という畏れ多さはまったく感じませんでした。

整った設備に率直なコミュニケーション。しかしながら国立大学の中でも留年率が高いという厳しさ。

素晴らしい!

 ランチを終え、女学生二人に正門まで見送ってもらい「三年後にだれか一人でもここに入学

できるよう頑張ります。」とお礼を言って別れ、そして調布駅解散。だれか本当に入ってちょう

だいね。